>最終話。荒川さんは「何を代価に体を取り戻すのかを決めかねていた」と話す。
>体の代価は「命」という設定。ならば、2人の父を犠牲にするのか、
>人命から作られる「賢者の石」を使うのか……。
>だが他者の命を利用する解決法は、2人の生き方が許さなくなっていた。
>「主人公が得たものは何かから考えていったとき、
>要らないものがあることに気付いた」と荒川さん。
>「主人公のアイデンティティーと呼べるものでした。
>存在意義を代価にしたということです」
「真理の扉は、全ての人間の内に在る」、
しかしその扉を開けることができるのは、錬金術を使ってのみ。
錬金術を使うということは、「錬金術に頼る」ということ。
「錬金術=要らないもの」と言い切ってしまっているのが、すがすがしい。
錬金術師は、真理を追い求めて、成長を続ける。
深淵にのぞかれてしまったというべきか、
真理を見たがために、過信→失敗、踊らされっぱなし状態に。
そのしがらみから開放され、全てを手放したとき、全てを取り戻せる…?
うーん、なんか違うような…うまい言葉が出てこない(´Д`;)
最終話を読んで、
真理とか神とか代価とか等価交換とかを、
自分の中でうまい言葉でまとめたくて
ものすごいぐるぐ〜ると考えています。
でもまだ、自分で納得のいく言葉で説明ができないでいる、
このもどかしさー(´Д`;)
私も真理くんの問いに正解したいぞー(´Д`;)
シャンバラでの腑に落ちない代価が、ちょっと解りかけてきた気分。
エドが消滅せずに扉を抜けて助かったこととか、
アルの記憶が戻ったところとか。
>仲間から10を得たら、それを11にして誰かに渡す。
>「等価交換を否定する新しい法則」と呼ばれるもう一つの生き方が、
>結末に提示された。
「生きるとは何か」――――
その結末は「自分なりに見つけた答え」ということで、
エド&アルがたどり着いた、
「10もらったら自分の1を上乗せして、11にして次の人へ渡す」生き方。
アルの「今度は僕らが幸せを返す番」のセリフ、
これって、「返す」と言っているけど、
「恩返し」じゃなくて、「
恩送り」の方ですよね。
ペイフォワード思い出しちゃった。
このアルの決意を踏まえて、
ガンガン公式CM〈B〉を聴くとね、
めっちゃ重みが増してくると思ったですよ。
>僕は周りの人を守れるぐらい、強くありたい。