クリエーターズナイトでチラっと見てからなんかすごそうと思いつつも、
ネット上での評価から、期待半分くらいで見てきましたが、
けっこう面白かったです。
冒頭からいきなり、血しぶきドバーなシーンが繰り広げられてますが、
(あぁこれが映倫のチェックが入ったところなのかと思い出しつつ)
あれをPG-12指定だというのなら、「もののけ姫」もそうだよなぁと
思って見てました。(←もののけ姫の場合、PG-12制度発足前だったそうで。)
まぁそれくらいのレベルなので、
血みどろスプラッタギャーなんて、あまり神経質にならなくても大丈夫かと。
初見の印象では、アクションシーンSUGEEEEEEEEEカッコいい!
息もつかせぬくらい、キャラの動きの速いこと、よく動くことといったら!
CG効果で、よけいに動きに奥行と迫力が増して、
目で追えないくらいですよ。瞬きもしてられない。
ついでに口もポカーンて開いてました(笑)
とにかく、全体的なスピード感あふれる映像クオリティと動きの良さに、
さすがボンズ映画だZE★と納得。
それでいながら、
シャンバラで感じていたような、尺ギチギチで「間」がない状態ではなく
チャンバラでありがちな一対一での真剣勝負で生まれる「間」が
十分に表現されていたと思います。
見ている側として、落ち着いて自分の感情をなぞらえることが出来たのも
適度な間があったからではないかしらと思っています。
ストーリーは至ってシンプル。
変に小難しい設定とかはないので、予備知識なしで十分楽しめます。
(実際、私のパソでは公式サイトが見れないので、予習があまりできなかった)
しかしそれだけに、逆にもっと、
説明にあたるシーンを掘り下げてほしいと思ってしまいました。
とくに、主人公:名無しの過去の部分と、仔太郎の秘密と儀式について。
名無しが名前を捨てたきっかけとなったシーンは、
もっともっと詳しく描いてほしいところでした。
日本と明国との関係というか時代背景についても、もうちょっと解説があっても
よかったような気がします。
そういうのが全くないからこそ、小難しくなくシンプルだと
感じたわけなんですけど。
2回3回とくり返してみれば、
読み落としていた部分も見えてくるのかもしれませんが…。
とりあえず初見ではこんな印象でした。
小生意気な仔太郎&飛丸と名無しが、
打ち解けて友情が芽生えていくようすには、ほっこり和みます。
しかーし、
思わず腐った視点で変換せずにはいられない
金髪碧眼の羅狼(名無しの敵、一方的に羅狼→名無し)やら
その男仲間(風午→羅狼)もあったりして、
腐女子変換もできちゃうオイシイ映画なのです(笑)腐女子大喜び(笑)
ついでに、脳内鋼変換してもオイシイですよ奥さん。
↑くさってるよこの人…!
にしても、この映画がターゲットにしている年齢層が不明すぎる感。
たしかに名無しはカコイイ(声優の長瀬くんの演技にも問題なし)のですが
私的には今どきの中高生向けだとは思えない印象かなぁ。
というか、そういう層を呼び込むにはアピール要素が微妙というか?
ストレンヂアのパンフレットには、
そのへん、解説もろもろ載っているので、
頭の中を整理しつつ、これからじっくり読もうと思います。
▲パンフレット(900円)。線画がすごいカッコイイ。
ちょうどパンフの版下が公開されてますね。↓
http://www.stranja.jp/img/p1.jpg(※ストーリーネタバレ注意!)
http://www.stranja.jp/img/p2.jpg(上記パンフ画像のページ)
仔太郎が金10両の値うちがあると言って持っていた、
翡翠の棒みたいなアレはなんだったの?!
アレにすごい秘密があるんだと思い込んでしまっていたよ(;´Д`)
この映画が生粋の日本人のチャンバラ劇ではなかった件について。
ストレンヂアのタイトルのごとく、名無しも異邦人て…えぇぇぇぇ!
羅狼はもちろん、仔太郎までもストレンヂア扱いなのですね。
でも名無しが異邦人バンザイです。
髪の毛を染めるシーンに最高にモエモエしました。←変態でごめんなさい。
▲このシーンが最高に好きだー!
顔めっちゃ近いですよ奥さんきゃー(*´Д`)モエー!
…って、「悩内」てなんだ、「悩」て!
自分でクソワラタ!WWWWWWWWW
草はやしちゃうZE!!WWWWWWWWWWWWWWW(頭わるすぎ)
あと、羅狼→名無しへの告白シーン
>いいな…すごくいい…ますますお前が好きになった…
このセリフちょうヤバいですよね★(*´Д`)
心の中でキタ────(゚∀゚)────!!って叫んでましたよ(笑)
これが日本語ならよかったのに。
羅狼がほとんど中国語でしゃべってるのが惜しい。